双極性障害になると職場での関係も不安定になり、離職をしていまい後でいくら後悔しても仕方がないのですが通院をしてもすぐには良くならないのです。

怪我をした時などは、ある程度の期間の目途がつくものですが双極性障害がそうはいかないのです。離職後3か月も過ぎると生活費に不安をおぼえてよけいに心が重くなります。

でも、心配しないで下さい。そんな時には、「障害年金」というものがあります。今回はこの障害年金について調べました。

そもそも双極性障害とは何なの?脳の病気です!

双極性障害とは、うつ状態の時期と躁状態に時期が交互に現れる事を繰り返す病気の事です。以前は躁うつ病と呼ばれていましたが今は、双極性障害と呼んでいます。

双極性障害の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、心の病気ではなく脳の機能障害から来るという事が原因のひとつとなっています。

症状としては、「躁状態」の時期の中で二つに分かれています。もう1つが「うつ状態」の時になります。これらについては、簡単に説明します。

躁状態とはどうなるのか?

常に活発に動き回り、眠らなくても仕事や勉強などに不思議なくらいに元気良く対応出来るのです。ただし、集中力に欠けてする事すべて中途半端になってしまうのです。

軽躁状態とはどうなるのか?

軽躁状態とは、躁状態の時のように周りの人に迷惑をかけるまでには至りませんが普段とは少し違い気分がハイになっているようにも見えます。

うつ状態とはどうなるのか?

1番具合が悪い時だと感じる時です。症状の特徴としては、「憂うつ」があり気持ちの落ち込みもしくは「興味・喜びの喪失」のどちらか1つがある上で下記の項目と合わせて5つ以上あり症状が1日中続き、2週間以上続く事で仕事や家庭で問題がある時の事です。

  • 異常に食欲がでたり、無くなったりする
  • 睡眠に異常が現れている
  • そわそわしたり、身体が重い
  • 疲れやすく感じる
  • 自分を責める感情が強くなる
  • 集中すること、考えることが出来なくなる
  • 死んでしまいたいと考える

障害年金?障害で働けない人への年金のひとつです!

「障害年金」といるものがある事をご存知でしょうか?これは、働きたいのに病気や事故で障害があり働くことが出来ない方に国から年金として給付されるものです。

対象となる疾患は、目で見て分かる疾患だけではなく内臓疾患はもちろんの事精神疾患などもふくまれます。平成28年9月1日から精神障害の認定は、国民年金・厚生年金保険精神の障害に係る等級判定ガイドラインを基に行なわれます。

手続きには医師による書類が必要にもなります、住んでいる市区町村役場や年金事務所にて相談をして主治医に記入して貰えるように相談されると良いです。

障害年金の金額は?

障害年金には、国民年金の「障害基礎年金」と厚生年金の「障害厚生年金」があり障害の病気発生時にどの年金に所属していたかによって年金の種類に違いが出て来ます。

平成29年4月分からの金額です。

  • 国民年金の年金額は、1級で779,300円×1.25+子の加算額、2級では779,300円+子の加算額
  • 厚生年金の年金額は、1級で報酬比例の年金額×1.25+配偶者の加給年金額、2級では報酬比例の年金額+配偶者の加給年金額
  • 厚生年金では、2級よりも軽い程度の障害の時3級の年金額として報酬比例の年金額584,500円に満たない時には584,500円
  • 厚生年金では、障害手当金が一時金として支払われる

※子の加算額は、第1子・第2子が各224300円で第3子以降は各74800円になります。
※報酬比例の年金額とは、厚生年金加入期間中の標準報酬額と加入期間で算出されます。
※配偶者の加給年金額とは、65歳未満の配偶者がいる時に加算されます。

どのように障害等級は分けられる?診断基準があるのです!

障害基礎年金や障害厚生年金の障害等級の認定については、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」を基に認定されているのですが地域によって違いが出ている事が分かりました。

そこで、精神障害や知的障害の認定が地域差で不公平が出ないようにする為、厚生労働省で議論をした結果「国民年金・厚生年金保険精神の障害に係る等級判定ガイドライン」を定めました。

基準とはどんなもの?

「国民年金・厚生年金保険精神の障害に係る等級判定ガイドライン」にある「障害等級の目安」を参考にして、「総合評価の際に考慮すべき要素の例」に挙げられている項目を基に認定医によって判定されます。

障害年金を貰う為にはどうすればいい?手続きをしましょう!

障害年金は病気や怪我で、長期療養の必要があり仕事が出来なくなり生活する上で困っている時の生活を支える為に支給されるものです。これは、障害手帳が無くても受給できます。

ただし、障害年金の受給資格として公的年金に加入していて保険料の納付が一定の条件を満たし、障害の状態が年金の支給条件が満たされている事が必要です。そして障害年金の受給の為には、本人もしくはご家族からの年金支給申請手続きをする必要があります。

必要な書類があります!

障害年金受給の為には、手続きに必要な書類がありますので下記にて表記します。

  • 「年金請求書」、これは年金事務所にあります
  • 年金手帳
  • 戸籍抄本
  • 医師の診断書
  • 受診状況等証明書、初診の病院と診断書を書いた病院が違う時初診日確認の為
  • 病歴・就労状況等申立書
  • 本人名義の、受給金を振り込む為の金融機関の通帳(コピー可能)
  • 印鑑、認印でも可能

ご本人の状況により必要書類?

障害となった初診日からの病歴や年数、障害の原因や配偶者がいるかいないか扶養家族がいるかいないか、国民年金に入っていない時期があるなどの状況がある時には他にも必要な書類があるので確認が必要です。

申請はどこにすればいいの?日本年金機構です!

障害年金の手続きは日本年金機構になります。事前に日本年金機構の「ねんきんダイヤル」0570-05-1165に電話で相談して必要書類の確認をしてからの方が良いです。

電話をする事や、事務所に行って相談する事が出来ない時には文書もしくはFAXでの相談も出来ますのでその時には「日本年金機構」のホームページに「文書相談受付票」がありますので確認して利用して下さい。

申請場所はどこ?

相談した後、障害基礎年金は住んでいる近くにある市区町村役場もしくは年金事務所、障害厚生年金は近くの年金事務所に「年金請求書」と必要書類を提出して下さい。

まとめ

今回は、双極性障害の患者さんが障害年金を受給する事が出来る事、年金金額と申請手続きや必要書類について、申請場所について紹介しました。

障害がある事で仕事が出来なくなり、生活に支障が出てくる事は防ぐ事が難しいです。気持ちにも焦りが出てきて治療にも支障が出てくる事もあります。

今は、年金に加入する事が義務のようになってお給料から事務的に引かれている時代です。これは、仕事を退職した後の為だけではなく生活が困難になった時にでも利用できる物ですから状況を少しでも良くする為に是非とも利用をしましょう。

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