双極性障害の治療の為、会社を休職する事を何度か繰り返しているうちに会社を辞めることになってしまいその後なかなか仕事に就く事が出来ないという患者さんは多くいます。

また、治療の為に会社を辞めて医師からもう仕事復帰しても大丈夫ですよと言われても新しい仕事に就く事が出来ずに困っている患者さんも少なくないです。

そんな患者さんには、「就労移行支援事業所」という通える福祉サービスになります。今回は、このサービスについて調べました。

なぜ退職が多いのか?周囲の理解や協力不足!

双極性障害の患者さんが、退職に追い込まれていく現実は多いです。これは周囲の理解や協力そして支援が不足しているのです。社会全体が、対応に遅れているとも言えます。

精神疾患なので、目で見て悪いところが分かるのではないので周囲に分かってもらう事も出来ずに復職しても上手くいかずに退職するケースも少なくないのです。仕事を捜すにしても、病症を繰り返す事を考えるとなかなか難しいのです。

ハローワークでもあるが?

仕事を辞めた時も、探す時にも行くのがハローワークですよね。もちろんここにも双極性障害のある患者さんでも出来る仕事の相談は出来ます。でも、紹介だけです。不安があるのに、サポートは不充分です。ですから、就労移行支援を選んだ方がベストです。

就労移行支援とは?現実に就職出来る事を目標に!

就労移行支援とは、国の法律に基づいて精神障害のある方が一般企業へ就職するにあたりサポートする通所型のサービスの事になります。

医師の診断や地方自治体の判断で就職が難しくサービスを受けた方が良いと認められた患者さんが利用する事が出来ます。費用は所得により差がありますが、状況により無料になる事もあります。

患者さんの状況に合わせて!

事業所では、患者さんの症状や希望等を考えて患者さん1人1人の支援を計画していきます。通う予定も、状態に合わせて組み立てになるのでとても楽です。

仕事に必要な能力がつく!

訓練の内容は事業所により特色が違うのですが、パソコン等の訓練と作業訓練の実際の仕事に関わるような訓練に加えて仕事をしていく上で必要なノウハウのスキルアップも出来ます。

就職活動もサポートOK!

細かい事ですが、履歴書の書き方から面接での対応についてや事業所の職員がハローワークや関連機関とも連携をとり無理をしないで働けるようにサポートを受けられます。

就職後のアフターサービスも!

これは、とても助かります。就職が決まって終わりではなく、患者さんが職場で困らないように定期的に面談をする為に職場訪問をしています。

サービスは受ける為には?自治体に連絡しよう!

事業所は色々ありますが、都道府県市区町村で運営されている施設になります。住んでいる自治体に連絡して確認をして下さい。

精神保健福祉センターのホームページだと、住んでいる地区担当のホームページへ移行できます。そこで確認しても、大丈夫ですよ。地域により表示が違うので分からない時には電話番号の記載がどこもされています、電話での確認をしてください。

東京の時にはサービス確認!

東京の時は精神保健福祉センターのホームページを見ると、地区担当のホームページへ移行した後「障害者総合支援法」の下にある「障害福祉サービス等の内容」を選んで内容を確認して下さい。

事業所を利用する良い点?医療機関との連携がある!

病院の主治医から、仕事をしても大丈夫と言われても実際に職場に戻り以前と同じように仕事が出来るのかと考えると少し不安ですよね。

安心して下さい、就労移行支援事業所でのサービスを受ける事で無理をしないで仕事が出来るように準備をする事が出来ます。そして利用中に体調が悪くなっても、スタッフが医療機関と連携しているので安心して進める事が出来ます。

症状の波を制御する!

双極性障害の患者さんは、気分の波をコントロールする事が大きな課題でもあります。事業所では、その対応方法も身につける事が出来ます。

双極性障害は再就職が無理?大丈夫自信を持てる!

双極性障害の患者さんが、退職後に就職活動をしてもなかなか決まらない事は多くあります。雇う方が、「大丈夫かな?」という不安を持ってしまう事も無理のない事ですよね。

双極性障害は、躁状態でもうつ状態でも周囲に迷惑をかけて仕事にも支障が出てしまう事が多くあります。病気だと分かっていても、会社からすると困る事になります。そんな不安感を吹き飛ばす事が出来るのが、就労移行支援事業所でのサービスを受ける利点です。

アピールポイントが出来る!

事業所での訓練をきちんとこなす事が出来ると、就職活動での面接の時や復職での面接の時に相手の不安をなくす為にアピール出来るのです。

  • 毎日決まった事が出来る
  • トラブルを起さずにコミュニケーションがとれる
  • スキルアップが出来ている

まとめ

今回は、双極性障害の患者さんが仕事を続ける事が難しいという事から国の「障害者総合支援法」の「就労移行支援」について調べました。

問題の無い健康な方でも、仕事を続けるという事が難しい時代の中で双極性障害の患者さんが求めるのはもっと大変な事になります。

そんな中でも、支援を受けて仕事を継続している患者さんも増えてきています。無理は禁物ですが、自分のペースで出来る所ですので試してみてはいかがでしょうか?

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