双極性障害という病気はまだまだ認知度が低く、耳慣れない言葉です。

私がこの病気を発症したのは5年ほど前になりますが、最初はうつ病と診断されました。

この診断の違いにより病状は悪化してしまいました。現在はさまざまなことに恵まれて症状が安定しています。

私のこの経験が、現在双極性障害で悩んでいる方の助けになればと考えています。

症状の出始めは?体からのサインを見逃すな!

それまで大病を患うことなく過ごしてきたのですが、ある日仕事中にどうしても咳が止まらなくなるということがありました。

季節外れの風邪でも引いたのかと放っておいたのですが、症状は一向に改善せず、かかりつけの内科で診てもらったのですが特に異常は見当たりませんでした。そんなある日、どうしても会社に行きたくないといったことがありました。

以前から急激な業務内容の変更や人間関係に、当時の私は袋小路に入り込んでいました。この日初めてズル休みをした私は軽い気持ちで相談にのってもらおうと精神科病院へ連絡しました。

病院の先生の診断は、うつ病でした。どうやらストレスを感じると喉に変調をきたす場合があるようで、止まらなくなった咳も体からのサインだったようです。

私の病気はなに?うつ病と診断さてしまって!

先生の言うように、どうしても布団から起きれないとか、夜眠ることができない、死にたいと思ったりするなど、うつ状態の症状は当てはまりましたが、反対に布団からすぐに起きることができる、家族とたくさん会話をする、精力的に外出するなど、日によってどうにもうつ病とは違う状態のときがありました。

当時の担当医に相談しても、具体的なことは一切なく、調子がいい日なのだろうという一言で終わりました。私自身、先生の話を信じていたのですが、心のどこかで何かうつ病とは違うんじゃないかと考えるようになりました。

実は違った?病名は双極性障害!

何度か休職をしたのですが、結局仕事を辞めた私は家でしばらく過ごすことになりました。自宅でゆったりとした時間を過ごしたせいもあり、それから数が月後私は再就職をしました。

しかし、そこでも鬱病の症状が出始めたのです。具体的に言うと、仕事へ行くとなるとどうしても起きることができなくなるのですが、いざ仕事が始まると活動的になるのです。

当時の私も仕事が行きたくなくて、鬱病の症状が出ているんだと思っていたのですが、どうしても症状が改善しないため、別の病院で診てもらったところ、双極性障害と診断されたのです。

私が悪いの?鬱病への誤解!

職場の上司からも仕事へ来れば元気になるのだから、朝は出勤したくなくても仕事へおいでと催促され続けました。私も上司の言う通りと思い、朝起きれない自分を責め続けていました。

そんな中仕事をしていたのですが、次第に心が摩耗し、ついには自殺未遂までしてしまいました。結局、その仕事も辞めることになりました。

以前よりは理解が深いまりましたが、まだまだうつ病や双極性障害といった心の病に関して無知であり、罹ってしまった本人ですら、自分がどのような状態かわからないことが多いです。

どうしたら抜けられる?症状が改善するために必要なこと!

私の場合は思い切って、病院を変えて、心から信頼できる先生に出会えたことが症状改善への近道だったかと思います。病院へ行ってもこちらの話を全然聞かないでただ薬だけを出されて終わるといったことをよく耳にします。

だからといって、病院を変えるのも抵抗があるし、次の病院でも同じような対応をされてしまうかもしれない。そういった心配をされている方もいるかと思います。しかし、もし自分の心の中で何か違うなと思ったことは、絶対実行したほうがいいです。

もし自分で実行する体力も気力もないというときは、家族や周りの人の出番です。本人は自分の状態がまったく見えなくなっており、正常な判断が出来ないことが多いです。もちろん自分のことで精一杯で、周りの人間の声に耳を傾ける余裕もありません。

そんな状態に家族は戸惑い、そっとしておくべきではと思うかもしれません。しかし、そこで一歩踏み込んで行動すべきです。もし家族だけでは不安であるといった場合は、行政に相談窓口があるかと思いますので、ぜひ相談に訪れるべきです。

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