私は19歳の時に双極性障害(躁うつ病)だと病院で診断されました。

きっかけは18歳のときになった摂食障害でした。摂食障害から鬱病はよくあるようで、私もその1人です。

今回は、双極性障害で悩んだ経験を紹介します。私と同じく、双極性障害で悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

鬱?それとも双極性障害?

私は初めて病院に行ったとき、双極性障害ではなく鬱病だと診断されていました。なので抗うつ薬をずっと飲んでいたのです。しかし、途中でお医者さんから双極性障害ではないかと言われて抗うつ薬から気分安定薬に変わりました。

実際、鬱病と双極性障害はお医者さんでも判断が難しいと言われています。特に双極II型(軽い症状)は間違えて診断されがちです。しかし、鬱病は抗うつ薬、双極性障害は抗精神薬や気分安定薬、薬が違うので診断は重要です。

毎回病院に行くたびに、お医者さんに詳しい症状を話してみてください。そうすることで、誤診を防ぎ、自分の症状に合っている薬を処方してもらえます。

双極性障害の症状は?私の場合

双極性障害の方の鬱と躁状態の度合いは人それぞれだと思いますが、私の経験した症状をお話しします。

私の鬱状態の身体的な症状としては、身体がずっと重くて起きるのも大変、少し歩いたり運動するだけで疲れる、眠れなかったり朝早く起きてしまう睡眠障害、便秘、甘いものを無茶食いしてしまう過食などです。

精神的な症状は、常に何かが悲しかったり憂鬱な気持ちである抑うつ気分、集中力がすぐに切れたり物事を決めることができない思考力の低下、今まで楽しんでいたことを楽しめなくなったり友人と話すことも面倒になる意欲の低下などです。

一番辛かったのは、支えてくれる友人の存在が煩わしく思えて自分から連絡を取らなくなり、余計に落ち込む頻度が増えたことです。自分で自分のやっていることが理解できず、とても自分を責めました。

それに対して躁状態では、一睡もできない、一日身体を動かしても疲れない、自分に自信がわいてくる、思い立ったら高揚感のまますぐに行動する(これで一度高額な買い物をしてしまいました。)などの症状がありました。

鬱病と双極性障害の見極め方は?

前述した通り、私は初めは鬱病だと診断されていました。それは、最初の頃は躁状態が一切見られなかったからです。鬱病だと診断されて半年が過ぎたころに、眠れなくてもすごく元気で、友人からも体調良くなったねと言われたかと思えば、またしばらくすると落ち込むということが何度か続いたことがありました。

私は薬が効いていて鬱病が良くなったり悪くなったりしているのだろう、と思っていました。しかし、病院の待ち時間に暇つぶしで入った本屋でたまたま見つけたのが、双極性障害の症状を紹介している本を見つけたのです。

私はびっくりしました。書いてあることがすごく当てはまるのです。そしてすぐにお医者さんに自分で気付いた症状を伝えて相談しました。するとお医者さんも双極性障害かもしれないとわかってくださり、お薬が変わりました。

鬱症状と躁状態が二週間?の単位で変わるなら要注意です。鬱病だと診断された方も、もしかしてと思ったら一度相談してみてはいかがでしょうか。

どういうことに気をつければいいの?

双極性障害の治療は薬で鬱と躁の波を小さくしていくのが基本です。私も薬を服用し、以前ほど大きな鬱と躁の差は感じなくなりました。私が他に気をつけていたことは、自分が双極性障害であることをしっかり認識し、鬱のときは仕方ないと割り切って休み、躁状態のときは何かがおかしい、と自分を客観視することです。

躁状態の時は高揚感のまま行動してしまうことがありますが、行動する前に一度だけでも考え直してみてください。本当にしていいのか?本当にやりたいのか?これをしたら今後どうなるのか?

と自分に問いかけてみてください。私も最初はできませんでした。思いつくままに行動してしまいました。でも、できなくても習慣付けてみてください。

そうすると自分は今躁状態なのだ、やめたほうがいいのだ、と気づけます。私は双極性障害を早く治そうというより、どうやってうまく付き合っていくかが重要だと考えています。

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