私が双極性障害(躁鬱病)と初めて診断されたのは高校生のときです。

親しかった女性が亡くなったことや、失恋、部活動でのトラブル、家庭内でのトラブルが重なった時期でした。

色々重なったから気分が落ち込むのは仕方ないな、時間が経てばまた落ち着いてくるだろう、そんな考えで過ごしていました。

でも何もしたくない、自室から出たくない、人と関わりたくない、そんな気分が数週間続きました。

そのあと、自分でも驚くほど気分が回復したと思いました。

でもそれは、回復などではなかったと医師に告げられることになりました。

双極性障害と診断されてから

自身の精神状態の異常に気付いたのは、気分が回復したと思った数週間後のことでした。特別なにかがあったわけではなかったのですが、再び気分が落ち込み、ほとんど自室に引きこもるようになりました。

それを心配した母に、心療内科へ連れていかれました。そこで医師に「双極性障害」だと診断されました。あぁ、私は精神障害者になってしまったんだ、私はこれからずっと異常者として周りに蔑まれながら生きていくのか、と思いました。

それは躁状態のときでも頭の片隅にありました。気分はとても良く、なにをするにもやる気に満ち溢れているように感じるなかで、私はどうしてこんなに元気なんだろう、どうして生きているのだろう、と思っていました。

身体と心が全くの別物であるように感じ、少しずつ、躁状態は短くなっていき、逆に鬱状態が長くなるようになりました。

事情を知る人と知らない人

親はそんな私を見て、様々なことに楽観的な意見を私に言うようになりました。

友人は私を、気分の浮き沈みの激しい奴だ、と遠ざけるようになりました。でも一人だけ、事情を話している異性の友人がいました。彼女は、いつでも和やかな表情での傍にいてくれました。

躁状態のときは傍にいて一緒に楽しんでくれました。鬱状態のときも傍にいてただ、安心感を覚える表情でなにを言うでもなく普段通りに過ごしてくれました。医師に診断を受けてから、人を避けるようになっていた私も、彼女とは一緒にいたいと思いました。

理解してくれる友人がいて私は本当に救われましたし、いつか本当に回復するという考えも持てるようになりました。

回復に向けて私が努力していること

私は今も双極性障害の治療のため通院中です。引越しに伴い、病院は変わりました。

今の担当医師は薬を極力使わない方針の方でした。なので少ない薬で効果が表れるよう、考えてくれて、今は気分安定薬のみによる治療をしています。それまでは、睡眠導入薬や食欲増進薬なども服用していたのですが、音楽による睡眠導入や、食欲がなくても食べやすい食材、調理方法を教えてくれました。

おかげで今は、躁状態鬱状態に関わらず、音楽を聴けば眠れますし、食欲がないときでも日に3回食事をとることができるようになりました。

治療中の皆様、そして周りの方々に伝えたいこと

双極性障害は、自分ではどうにもできない部分がほとんどです。

重要なのは、周りの方々の理解だと私は考えています。家族はもちろん、親しい友人や恋人に理解してもらえると、とても気分が楽になると思います。

周りの、本当に信頼できる人に打ち明けてみてください。打ち明けられた方は理解してあげてください。どちらも簡単なことではないと思います。でもそれができると必ず良い方向に向かうと思います。

時間はかかると思います。でも実際私は、ある程度回復し、社会復帰にむけてのリハビリも視野に入れて治療をしています。必ず回復します。不安に思うのも怖いのもわかります。

でも大丈夫です。絶対に回復します。

双極性障害の辛さから解放されたいあなたへ

「鬱」と「躁」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

認知療法で双極性障害を克服した人は多くいます。なぜなら、認知療法で自分の考え方を変えることで鬱と躁をコントロールすることが可能だからです。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。