今から13年前に仕事上のストレスからうつ病を発症しました。うつ病治療のため心療内科に通院し薬物治療を受けていましたが1年が経過した頃、今までとは違う症状が現れるようになりました。

そのため医師に相談したところ、新たに双極性障害であると診断されました。

これまでに感じたことのない幸福感が訪れました

その頃の私は「自分ほど幸せな人間は世界中のどこを探しても見当たらない」と思うようになっていました。とにかく幸せなことが嬉しくて、見知らぬ人とすれ違った時でも思わず声をかけたくなるほど舞い上がっていました。

また、決して親しくは無かった同僚に突然電話をかけ、一緒に食事をする約束を取り付けたこともありました。それまで人から誘われるのを待ってばかりの私からすれば、とても考えられない行動でした。

何故だかわからないけどじっとしてはいられない

この時期にもう一つ特徴的だったことは、常に何かをしていないといられないことでした。何もすることが無い状態が怖くてストレスに感じてしまうようになっていたのです。

そのため寝る時以外は何か用事を見つけては、行動するようになっていました。後からわかりましたが、この時は焦燥感に苛まれていたようです。

その後は絶望感が訪れ気分は急降下

双極性障害の躁状態の後には鬱状態が現れました。幸せだった人生が一転して、奈落の底につき落とされたような気持になりました。周囲にいる人が笑っていることに嫉妬し敵意を抱くようになったり、他者と比較した自分が情けなく思え希死観念が湧いてきたりしました。

あまりに希死観念が強くなり怖くて泣いてしまったこともありました。家族の前で泣いたのは後にも先にもこの一回だけでした。

新たにお薬が処方され治療が開始されました

心療内科では双極性障害の診断を受けてからは、気分の浮き沈みを抑えるため炭酸リチウム(リーマス錠)が処方されるようになりました。

朝、晩にお薬を飲んで、あとは休養に努めるよう指示されました。心療内科では血液中のリチウム濃度を測定するため定期的に採血も行ってもらいました。

休息と薬物療法の効果もあり血液中のリチウム濃度は基準の範囲内に収まるようになりました。それにともなって多幸感、焦燥感や抑うつ感といった症状も、次第に現れなくなりました。

おかげさまで現在の私は発病前の状態に戻り、とくに不自由を感じることなく生活しています。双極性障害を患っていた時は別人格に支配されてしまったかのように感じましたが、今ではそのような事もありません。

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