<strong>双極性障害には1型と2型の種類があります。一般に双極性障害といって中心になるのは1型の話しで、2型はあまりスポットライトには当たりません。

そこで、ここでは双極性障害2型について詳しくお話ししていきます。この記事を見れば、普段あまりわからない双極性障害2型について知ることができます。

そもそも双極性障害とは!紹介します

そもそも、双極性障害とはどんな病気でしょうか。

双極性障害とは激しい気分の波が伴う病気です。本人にとって良い気分である躁状態と、気分が沈み込むうつ状態が波のように起きる病気です。

双極性障害には1型と2型が存在する

双極性障害にも種類があり、1型と2型が存在します。また、その病状から昔は躁うつ病と呼ばれていました。

次の項で、双極性障害1型と2型の違いについて詳しくお話しします。

どう違うの!?双極性障害1型と2型の違い

では、双極性障害1型と、双極性障害2型とは何が違うのでしょうか。

違いは躁状態の激しさ

1型と2型の違いは、躁状態の激しさが違います。1型の躁状態は非常に激しく、自分はとても偉く、万能の人であるかのように思い込んでしまいます。

夜も寝ずに動き回ったり、仕事を休みなく続けたりしますが、躁状態の本人は疲れを自覚できません。

また、勝手に高額な買い物をしたり、見ず知らずの人に話しかけ続けることもあります。

症状がひどくなると、誇大妄想が出てきます。自分はとても偉い人間で、超能力を持っている、などのような妄想が出てくるのです。

双極性障害2型の特徴!軽躁状態とは

双極性障害2型の躁状態は、1型のものより激しいものではありません。

ハイテンションになる

双極性障害2型の躁状態は、まず気分がとても良いように感じます。気分が良いといっても1型のような誇大妄想は無く、適度に体調が良いと感じるようになります。

周囲に迷惑をかけるようなこともなく、まさに絶好調の状態のように感じるのが2型の躁状態です。

仕事も絶好調に感じる

仕事の面でも、躁状態は影響を及ぼします。双極性障害2型の躁状態になると、色々な仕事のアイディアが湧いて出てくるようになります。

仕事がとてもはかどり、創造的なアイディアが生まれるのに伴って、絶好調と感じるようになります。

周囲にも、この状態が病気とはわからないことがほとんどです。

うつ病にしか見えない!?双極性障害2型のうつ状態

双極性障害は、躁状態の後にうつ状態が襲ってきます。双極性障害2型の場合もそれは変わりません。躁状態が軽い2型だからこそ、うつ状態が問題になってくるのです。

うつ病と誤診されてしまう

2型の躁状態は、先述の通り気分が良い程度の症状なので、あまり問題になることはありません。しかしうつ状態になると話は違ってきます。

2型のうつ状態も、1型のうつ状態と変わらずに重いものとなります。生きる意欲が低下したり、身体が動かなくなったりします。

躁状態が軽いからこそ、双極性障害とはわからずにうつ病と誤診されてしまうことが多々あります。周りから見ても、どう見てもうつ状態のほうが症状が重いので、うつ病であると思ってしまうのです。

うつ病の薬は効かないのか

通常、うつ病で使われている薬である抗うつ薬は、双極性障害には使用しません。なぜなら、双極性障害の場合、抗うつ薬を投与することによってうつ状態から躁状態に躁転する可能性があるためです。

また、抗うつ剤の投与によって、不安定な状態であるラピッドサイクラーに変化してしまう場合もあります。

しかし、あまりにもうつ状態が重症であると判断したとき、慎重に投与されます。

双極性障害2型のほうが深刻!?治療のしやすさはどっちだ!

治療のしやすさですが、症状が分かりやすいので双極性障害1型のほうが治療はしやすいです。双極性障害2型のほうは、その躁状態の軽さからうつ病と誤診されやすく、その分適切な治療が遅れてしまいます。

双極性障害2型のほうがコントロールしにくい

一般的に、双極性障害2型のほうが症状をコントロールしにくく、うつ状態を再発しやすいです。このうつ状態の再発のしやすさこそが、治療を遅らせる原因にもなります。

先述の通り、このうつ状態の再発のしやすさからうつ病と誤診されてしまうためです。

早めに自分が双極性障害であると自覚することが、治癒を早める手助けになります。

まとめ

双極性障害は、1型、2型ともに長い付き合いになる病気です。

そんな双極性障害にかかった場合、治療のためにも「自分は双極性障害である」と認識するのが必要です。自覚なく治療を受けても、薬を服用しないなどして治療に専念しないからです。

病気にかかったことを認めるのは容易ではありませんが、早めの自覚が治療の役に立つのです。

また、周囲に「双極性障害かな?」と疑われる人が居たら、受診を勧めてあげてください。その行動が、病気にかかっている人を救うことになるかもしれないのです。

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