私が双極性障害になって得たものと失ったものがあります。

私が失ったものは、双極性障害でなければ普通の人生を歩くことができたであろう可能性です。

もし、双極性障害でなければ、もっと仕事を続けることができたのかもしれない。もっと別の人生があったのかもしれない。

一方で、私が得ることができたのは、双極性障害になって歩くことになった可能性です。

私は、家族が私のためにここまでいろいろ考えて動いてくれるんだろうということを知りませんでした。双極性障害の私でも受け入れてくれる友達がいることを知りませんでした。

同じような病気で悩んでいる人がどんなに苦しい思いをしているのかを知りませんでした。今日はそんな私のエピソードを紹介したいと思います。

私の双極性障害事始め

私が双極性障害の診断を受けたのは、20代中盤でした。もともと、10代のころから、なんかおかしいなと思っていたんです。

なんか私、傷つきやすいなとか、なんか気持ちの浮き沈みがあるなとか。でも若いからそんなもんかなって思っていたんです。短大を出て、事務職に就職して、私は一生懸命働きました。きっかけは仕事を頑張りすぎたことでした。

双極性障害の症状

些細な仕事のミスを私は思い悩みました。もしかしたら私が全部悪いんじゃないかと考えるようになりだんだん仕事に行くことが難しくなっていったんです。

家で過ごすことが多くなったのですが、もともと買い物が好きな私は、ある時一人で洋服を買ってみたんです。少し高い洋服だったんですけど、それを買ったとき、なんか気分が晴れたような気がして。

それから私は、買い物をしてはストレス発散をするようになりました。買い物のために仕事をしていると思うと、以前より生き生きと活発に働けるようになって、周りからもそんな私をほめてくれる声があり、うれしかったんです。

でも、それは無理をしている私でした。気持ちが落ち込むとネットサーフィンをして、買い物をする。それで気持ちを晴らして毎日を過ごす。買い物ができないとだんだんイライラするようになり、貯金も少なくなってしまって、あるとき母親にお金を貸してほしいと頼んだんです。

母親は最近買い物をたくさんする私を心配して、断りました。私は腹が立って、母親に対して暴力を振るってしまいました。それが私の精神科受診のきっかけとなりました。気持ちがすごく不安定になり、仕事はしばらく休んでいます。

精神科を受診して」精神科では簡単な予診?をされて、心理検査を受けて、お医者さんから双極性障害だと言われました。それは初めて聞く名前でした。お医者さんから薬で治る病気だと言われて、まずは気持ちを安定させる薬を少量試すところから始まりました。また、お医者さんと話をする中で、お医者さんから自信のなさを指摘されて、そこでハッとしました。私は自分に自信をつけたくて、買い物をしていたのかもしれない。私は自分のことがあまりわかっていませんでした。それに気が付いたとき、医師から勧められたのが心理カウンセリングです。まだ始まって間もないですが、自分がどういうことを考えているのかをより知るために挑戦してみようと思っています。今は仕事に復帰することを目標として治療に取り組んでいます。

双極性障害で困っている人へ

双極性障害で困っている皆さんへ。私も悩んでいたのですが、これは単なるわがままでも、気持ちの問題でもありません。自分では止められないんです。

だから、そういう時はお医者さんに頼ってみてください。きっと何かできることがあると思います。

双極性障害の辛さから解放されたいあなたへ

「鬱」と「躁」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

認知療法で双極性障害を克服した人は多くいます。なぜなら、認知療法で自分の考え方を変えることで鬱と躁をコントロールすることが可能だからです。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。