精神障害にうつ病と躁うつ病があります。名称は似ていますが病状も治療法も全く違います。

また実際は躁うつ病なのにうつ病と診断され治療が遅れるケースもあります。

私もその一人で正しい診断をされるまでうつ病だと疑わず治療を続けてしまいました。私のケースを紹介します。

就職後の激務、人間関係の板挟みに悩み、身体症状がでてきた

大学を卒業後、大手スポーツ用品店に就職しました。一店舗50人ほどのパートスタッフに対し正社員は店長と副店長の二人だけ。当然やることは膨大で接客、商品発注はもちろんパートスタッフにも目を配らなければなりません。

また本社への売上の報告、売上目標の提出、各種研修など朝早くいっても深夜まで店にいる忙しい生活でした。そんな生活が数年たち、異動で新しい店長がやってきました。噂ではなかなかのやり手とのこと。

実際売り上げ向上の為のテコ入れが始まりました。今までのやり方との違いに不満を抱くパートさんも多く板挟みになったり攻撃的に責めてくる店長に苦手意識を抱きました。次第に休み明けの朝が憂鬱でたまらなく怖くなりましたが、不思議なことになぜか仕事をしていると元気でいられるのです。

特に夜は目が冴え寝なくても大丈夫でした。また感情面ではイライラが止まらず親に当たり散らしては落ち込む負のスパイラルに陥りました。疲れているに眠れず、寝ても早朝覚醒といって朝方目が覚めそこからは寝むれません。

食事も喉が詰まったような状態でお米を口に運んでも砂をかんでいるようで進まず、体重も半年間で6キロくらい痩せました。

初めはうつ病、でも治らずセカンドオピニオンで躁うつ病を診断された!

両親が心配し付き添ってくれて心療内科を受診しました。

この時点で仕事は休職していました。最初の診断はうつ病で抗うつ薬二種類と不安薬を処方されました。抗うつ薬一つは傾眠作用が強いもので就寝前に服用しました。飲み始めて半年たったころには病状もよくなり、その後仕事にも復帰することができたのです。

仕事の遅れを取り戻そうと必死に働きました。元気に日常生活を送れる嬉しさからしばらくは自分でも驚くほど無理をしても平気な日が続きました。しかし一年後にまた不安感、焦燥感やイライラが強くなりました。

このまま死んでしまうのではないかと何かにとらわれる時もでてきて違う病院を受診しました。以前うつ病と診断されたことや最近の経緯を説明しました。すると躁うつ病と診断が変わり薬も違うものを処方されました。結局仕事は退職しました。

躁うつ病とわかり、家族もサークルで理解を深め、私もカウンセリングを受ける

躁うつ病は躁=気分がハイテンション、うつ=気分が低下しているその波がひどい病気で、その大波をいかに小波ひいては安定した波にしていく為に薬を飲みます。

気分安定剤と抗精神病薬、不安薬を頓服で処方されました。家族にも相当迷惑をかけました。数か月単位で全く性格の違う娘をみるわけです、しかも躁の時の方が何をしでかすか分からないと嘆いていました。

両親は病院の躁うつ病の家族サークルに入り同じような境遇の方々と意見交換をしています。一方私もカウンセリングで認知行動療法を受け自分の思考回路の癖を見つめ、自分がどの状態だとストレスが高まるのか、ストレスをかわせるのか分かったような気がします。

もちろん服薬を続けながら自分なりの対処法を見つけ日々を過ごせるようになっています。

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